ロードバイクはハマるととても楽しいです。
ただ、趣味全体に言える事ですが、没頭
しすぎて周りが見えなくなると、取り返し
がつかなくなるものがあります。今回は
自分の体験をもとに解説していきます。
夫婦関係の崩壊
現状そこまでには至っていませんが、
その一歩手前まで行きました。
原因は1人目の子供が生まれた直後の
外練習です。
そのころは自分なりに洗濯や物干し
などを手伝っていたつもりで、その
合間(主に朝4時~6時)に1時間ほど
乗っていました。奥さんは育児休暇を
取っていたので、仕事に追われること
もなく育児に集中できるから大丈夫
と思っていたのです。
その日も朝4時に起きて嫁さんを
起こさないようにそっと外にでました。
走り出して20分ほどして携帯が鳴った
ので、電話に出ると嫁さんがすすり泣き
ながら「自分ばかり子供の世話をして、
あなたは外に遊びに行く。少しは私の
苦労もわかってほしい」と訴えたのです。
何とかなだめて即Uターンしたのは言う
までもありません。嫁さんも初めての育児
で不安だったのでしょう。
家事を一手に引き受けるつもりで。
その後は洗濯掃除、物干しからアイロン
がけ、2人目以降の子供の寝かしつけから
ごはんまで、やっていないのは調理くらい
というくらい家事を行いました。
またトレーニングも子供がまだ夜泣きする
時は屋外練習は避け、ローラー練習を主に
して、遠隔用の赤ちゃんモニターをセット
して泣く声が聞こえた瞬間に降りて汗だく
で添い寝していました。
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(嫁さんは隣でイビキをかいていましたが)
イベント参加もこれは、というイベントを
厳選し、県をまたいで行われるイベントに
は参加しないようにしました。泊りがけの
イベントなどもってのほかです。
ロングライドも夕食までに戻れる距離を
目安にしました。その代わり朝の出発を
早くして距離を稼ぐようにしています。
そのおかげかどうか子供が保育園に通う
様になってからは朝錬に出かけても泣き
つかれる事もなく、イベント参加も笑顔で
送り出してもらえるようになりました。
趣味と家庭、両方ほどほどに楽しむ
どんなに理由をつけても、相方にとって
ロードバイクは趣味、お遊びです。
その趣味を楽しむためには、自分が
いない間に家事をしてくれる相方や、
せっかくの休日に一緒に過ごすのを
我慢してくれる子供たちをおろそかに
してはいけません。
練習ができないと不安になるかも
しれませんが許された時間を工夫して
行う練習はただ漫然と行う長い時間の
練習より実りがあるはずです。
筋トレやストレッチなど速く走るため
の情報はネットやYouTubeにもあふれて
います。それらをうまく活用すれば、
結果的にロードバイク生活を楽しむ事が
できるでしょう。
終わりに
ストラバなどを見ていると、知り合いの
人がすごい練習を重ねて速くなっている
のがわかります。
正直、とてもうらやましいです。でも
限られた自由時間を絞り出して、自分
なりの練習をして、その人達に少し
でも追いつけることができれば、
それはすごい達成感をもたらす事が
できるはずです。
世の中のお父さんサイクリストの皆様
頑張りましょう!