2021年 ツール・ド・フランスの
総合ポイント賞を10年ぶりに獲得し、
復活を遂げたマーク・カヴェンディッシュ
ですが、トラックレースで落車をして
現在集中治療を受けているとの事です。
ヘント6日間レース最終日で落車
6日レースとは、2人1組がペアとなって争われる
トラックレースの事です。
6日間で、マディソン(ポイントレース、
スクラッチ、ミスアンドアウト、
400 mフライングタイムトライアル等の
競技に細分化される)、個人レースの
デルニーレース(モペッドの一種の
デルニーがペーサーとなるレース)が
行われます。選手は合計すると
1日約150 km、ブレーキ、変速ギアが
ついていないトラックレーサーで走る
かなり過酷なレースです。
6日間レースはヨーロッパ各国で行われて
おり、特にオランダのヘントで行われる
「ヘント6日レース」は歴史のあるレース
です。
カヴェンディッシュはイルヨ・カイセと
(トラックレースのスペシャリストで
6日間レース優勝回数も多い)組んで、
ヘント6日間レースに参戦、最終日に
前の選手の落車に巻き込まれて
落車してしまいました。
落車直後は立ち上がり観客に答えたものの、精密検査のため集中治療室に
Een spectaculaire valpartij op de slotdag van de #Zesdaagse. Hansen en Cavendish komen gelukkig met de schrik vrij. pic.twitter.com/djShiiR3Km
— sporza (@sporza) November 21, 2021
ツイートの画像を見ると、かなりの
大事故ですが、本人はスタッフの助けで
立ち上がり、観客に手を振って答えて
います。その後担架にのせられて病院へ
直行したとの事です。奥さんが経過を
ツイートしています。
Thank you for all the messages. Mark is spending the night in ICU following todays crash. Thank you to all the medical staff that helped us today and also to the @deceuninck_qst staff that sprung into action to help me and the kids. ❤️
— Peta Cavendish (@petatodd) November 21, 2021
精密検査の為、ICU(集中治療室)に
入り経過を観察するとの事。
ヘント6日間レース最終日で落車に巻き込まれたカヴェンディッシュは肋骨を2本骨折し、肺にも損傷(小さな気胸)がある為、入院したとの事。経過は順調で、退院後は投薬による療養生活を送る事に。https://t.co/knwlNnbk5x
— yamadai@ロードバイクに乗るアラフィフおじさん (@yamadai606) November 22, 2021
その後、チームのHPにて本人の状況が
アップデートされました。
おわりに
彼にとっては2021年は最高の年となる
はずでしたが、最後の最後でミソが
つく結果となってしまいました。
今はゆっくり休んで、来シーズンは
元気な姿を見たいものです。