チューブレスタイヤの空気圧が1日に
1〜2気圧も抜ける為、原因を探って
みました。
現在使っているホイールは専用のバルブと
リムテープ、シーラントと呼ばれるパンク
した時に、穴を塞ぐ液体を使う事でタイヤの
密閉度を高くして空気圧の漏れを防いで
いました。その頃は毎朝空気を入れて朝練に
行っていたので、空気圧の減りも気になる
事はなかったのですが、雨や用事で2〜3日
空気を入れないでいると、空気圧が2気圧
ほど減っている事がありました。
チューブレスのお漏らしは空気圧が少なくなりすぎたからのよう。毎日の空気圧チェックはチューブレス程大切。 pic.twitter.com/rE8su62luL
— yamadai@ロードバイクに乗るアラフィフおじさん (@yamadai606) September 4, 2020
ニップル穴やリムの隙間から液体が漏れて、
床に溜まっているのを発見しました。
色は無色透明ですが臭いはゴムの様な感じで
指で触ってみるとサラサラした感触でした。
その時のタイヤは空気が殆ど入っておらず、
軽くつまむとへこんでしまいました。
空気を入れ直ししばらく様子を見て、空気が
抜ける事がなかったので、そのままロング
ライドにも出かけて、トラブルはなかったので
安心していました。
その後もニップル穴から透明な液体が漏れる
事があったので、今回ホイールからタイヤを
外して調べる事にしました。
タイヤ内側の様子です。シーラントがタイヤ
全体に行き渡り、ゴム状になっています。
チューブレスタイヤをはめてからパンクは
していないので、タイヤに穴が空いたわけ
ではないようです。
リムテープにはうっすら水滴?のような
ものが。触って確かめると、以前リムから
漏れた液体と同じです。おそらくシーラント
でしょう。それよりもリムテープに空気の
気泡の跡が何個かあります。おそらく脱脂と
圧着が不十分だったのでしょう。
バルブ穴の処理が原因だった!かも。
写真がないのですが、バルブ穴のところの
リムテープはカッターで十字に穴をあけて
バルブを通していたのですが、その角が
バルブ穴より大きく広がっていました。
おそらくここからシーラントがリムと
リムテープの間に浸透してしまったと
思われます。
タイヤを外したあとに回収したシーラント
です。組み付けの際は50CCは入れていた
のが、1/5程度まで少なくなっています。
リムの脱脂はパーツクリーナーではなく中性洗剤で洗う
リムをきれいにした後にリムテープを
貼りなおしますが、3cmほどリムテープを
切ってきちんとくっつくか試しに貼って
みましょう。ここでくっつかない時はリムの
脱脂が不十分です。パーツクリーナーで拭く
のもいいですが、確実なのは食器用スポンジ
と中性洗剤を使って洗う事です。
泡をしっかり落とした後は、水滴を取り除き
ます。乾いたタオルで拭いたあとに、パソコン
用のエアダスターでタオルが入らない隙間や
ニップル穴に残った水を吹き飛ばしましょう。
準備が整ったらリムテープを貼りますが、
私は親指より人差し指で押しつけながら
貼る方法がやりやすかったです。
バルブ穴の処理は半田ごてで焼く
カッターできれいに円を描くように切り
抜くのは難しいので、半田ごてで穴を
開けました。事前に縫い針で小さく穴を
開けておき、それを目印にまっすぐ穴を
開けることができました。
リムテープ圧着の為、チューブとクリンチャータイヤを装着する
バルブ穴をあけたら、リムテープを
しっかり圧着させるため、チューブと
クリンチャータイヤを装着します。
リムテープがしっかりくっつくように
空気圧はギリギリまで高くします。
そして1~2日そのままにしておきます。
その後、シーラントを入れてタイヤを
装着します。
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おわりに
チューブレスタイヤの取り付けをして
2日経ちました。空気入れのメモリが
アナログ式なので正確な数値では
ありませんが、約1気圧未満と、
前回より大幅に少なくなりました。
大事なのはリムテープを貼る時の
脱脂と圧着という下準備です。
これからチューブレスタイヤを使用
したいと考えている方の参考になれば
幸いです。