前回紹介したバーチャルサイクリングアプリ
「Rouvy」で行われているイベント、
「Okutsugaru 1: Around Lake Jusanko」
奥津軽ライド 十三湖を実際に行って
みました。
私のローラー環境は、グロータックの
4本ローラーをスマートトレーナー化
(e-powerとe-Slope)しています。
ZwiftとRouvy、どちらも遊んでみての
違いなどを紹介していきます。
ZwiftはVR(仮想現実) RouvyはAR(拡張現実)
Zwiftは「仮想空間」で自分の分身たる
アバターがロードバイクや自分自身からの
情報(ケイデンスやパワー値、心拍数)を
もとに動きますが、Rouvyは実際にそこに
ある「現実空間」に自分のアバターを
表示させてデータで動かす点が違います。
ARで有名なのが「ポケモンGO」でしょう。
現実の世界の中でカメラを向けると、
実際はいないピカチュウなどのポケモンを
見つけてゲットできます。
Rouvyの様々なコースは実際にそのルートを
走りながら撮影した動画を使用しているので
あたかも家の中でも実際に外のコースを
走っているような臨場感を味わう事ができる
のです。
バチバチにレースやトレーニングをしたいならZwift。
臨場感はZwiftよりRouvyの方があり、飽きが
来にくいでしょうが、レースやトレーニング
に本腰を入れたいならZwiftの方がいいと
思いました。
理由はZwiftの方がやっている人が多いから
です。日本国内だとRouvyをやっている人は
Zwiftの半分にも満たないのではないかと
思います。またレースイベントやグループ
ライド、トレーニングメニューの数も
Zwiftの方が多いです。
アバターが浮きすぎて違和感があるRouvy
Rouvyのアバターは3Dでリアルなのですが
どうしても現実の動画に重ねると浮いて
見えてしまいます。動きもZwiftに比べて
ぎこちなく感じます。
また自転車やホイールは現実世界の
メーカーの物が使えるZwiftですが、
こちらは選択する事ができません。
配色やジャージの種類もZwiftの方が
多いので、そういうところにこだわり
たい人にはRouvyは合わないでしょう。
私もアバターは消して動画のみに
しています。
室内トレーニングを楽しみたいならRouvy
レースをしないで、ダイエットや冬の
間の基礎トレーニングに使いたいなら
Rouvyが合っています。
世界中の有名どころ、例えば、ツール・
ド・フランスのモン・ヴァントゥや、
ツール・ド・おきなわのコースを走る
事ができます。
飽きがこないのが長続きできる秘訣だと
考えているので、架空のコースを走る
よりはいいと思っています。
おわりに
無料トライアル期間が1月28日と
なっているので、それまで色々な
コースを楽しんでみて課金するか
どうか考えたいです。