自転車業界のコロナバブルの終焉は
ハード面だけではなく、ソフト面にも
及んでいる模様です。
Zwift用トレーニングバイクの開発凍結
欧米におけるアフターコロナの動きから
インドアトレーニング機器の売上が
落ち込んでおり、Wafoo Kickerなどを
販売しているWafooでも従業員を
50人解雇する動きがあったばかりです。
Zwiftでもインドアトレーニング機器を
開発していたようですが(上の画像)
この開発計画も凍結されたとの発表が
Zwiftからありました。
それに関連するかのように、Zwiftでも
150人ほどの社員が解雇されているとの
事です。
ハード面よりソフトウェア面の充実を優先
コロナウイルス感染拡大初めに行われた
ロックダウンはインドアトレーニング機器の
需要を押しあげました。
そのため、現在はほとんどのライダーが
スマートトレーナーを持っていて、どんなに
メーカー側が高性能のハードウェアを投入
しても、新たに購入する可能性はかなり
低くなっています。それよりもライダーは
ソフトウェア面の向上を期待しており
(使いやすいインターフェース、
よりリアルなコースレイアウトや機材、
チート対策など)リソースをその方面に
重点的に投入するのは当然と言えます。
中国のロックダウンやウクライナ・ロシア
戦争により製造や資源確保が不透明に
なったことも、新たなハードウェア開発に
とって逆風になりました。
今回Zwiftが解雇した社員がどの部門に
勤務していたかは明言されていませんが
おそらくはハードウェア関連の社員と
思われます。
おわりに
【速報】Zwiftアプデ関係のバグhttps://t.co/hPnXZnHUso
機材を変えられないバグ→かなり広い対象に起きてそう。全員か?https://t.co/Byr2s1Z32N
Macでアプデできない→ランチャーのアプデが同時用のダイアログがZwiftアプリの裏に隠れてるかも。ダメなら再インストールが手っ取り早い— Miyatake (@MiyaMiyatake) May 13, 2022
実際にアップデートでバグが頻発している
ようで、迅速な対応が求められます。
また、ROUVYのような新しいバーチャル
ライドアプリも登場し、Zwift一強とは
いかなくなっています。今後の動きに
注目です。