ロードバイクのペダルの一つである
スピードプレイ。軽量でペダルに裏表が
ないのでクリートキャッチもしやすい
ペダルですが、メンテナンスを怠ると
まずい事に。今回は私が使用している
スピードプレイ ウォーカブルクリートを
例にしていきます。
シューズ側のクリートのメンテナンスはこまめに
ペダルをキャッチするクリートの蓋が
スチール製で、使い込んでいくと錆止めの
塗装が剥がれていき、気づいたときには、
蓋全体が錆び付いてしまいます。そのまま
使い続けると錆の粉がプラスチック製の
クリートのベースプレートに入り込み、
クリートの爪などにダメージを与えてしまい
ます。使用頻度にもよると思いますが、
おおむね1年位で塗装が剥がれ始めます。
その為、ライド後はクリートカバーを
外して汚れや水分をしっかり拭き取り、
鯖の原因を取り除きましょう。
クリートのベースカバーの突起部が折れる
クリートのベースカバー(プラスチック製)には
スチール製の蓋を固定する太さの違う2個の
突起があります。(多分上下を間違えないように
する為と思われます)この突起がスチール製の
蓋を外す時、折れてしまう事があります。
太さが細い方の突起が折れやすく、蓋を外す
時に斜めに力がかかると根本から折れます。
もし折れてしまっても、下にある太い突起が
無事なら大丈夫です(ネジで蓋を固定して
いるのでそうそうズレない)
市販のベアリングへの交換は保証対象外
スピードプレイの交換パーツ(ベアリングや
クリート固定用の板バネ、プレートなど)は
公式HPで探しても見つかりません。
異常が発生した時が交換時期なのでしょう。
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ベアリングは代替品がモノタロウで市販
されており1,000円以下と言う安さで
購入できますが、交換にはベアリングを
固定するピンを外さないといけません。
勝手に交換したことで何かトラブルが
発生した場合、メーカー保証は受けられない
可能性があります。
使い勝手はいいが、コスパはイマイチ
交換用のパーツが手に入らず、全交換という
コスパの悪さから、新しく購入したい、と
言う人には正直オススメはしません。
上記のように他のペダルと違い、定期的な
メンテナンスが必要なのもマイナスです。
スピードプレイの売りである調整幅の広さも
初心者にとっては使いこなせないです。
(私もフィッティングで調整してもらった
4年前から全く変えていません。いじると
訳分からなくなりそうなので)
もし、私も今のスピードプレイが壊れたら
違うペダルに変える予定です。