コロナや家族の都合、体の故障で
乗れないストレス、呼吸で解決できる
かも・・・。
海軍のガチムチ兄貴たちもオススメ!「ボックス呼吸法」
ボックス呼吸(Box Breathing)という
呼吸法をご存じでしょうか?
これは自律神経をコントロールする
呼吸法で、体をリラックスさせる働きが
ある副交感神経を優位にすることを目的と
しています。息を止めると、血液中の
二酸化炭素濃度が上昇し、心拍数を下げる
働きが高まります。これにより副交感神経が
活性化され、心を落ち着かせ体をリラックス
させる効果、言い換えればゆっくり呼吸して
ストレスを解消する効果が得られます。
この呼吸法はアメリカ海軍の特殊部隊である
ネイビーシールズが作戦前の緊張をほぐす
ために取り入れています。
5分間 以下の動作をおこないます。
床または椅子に座り、背筋を伸ばして
タイマーを5分に設定します。
目を閉じて以下の動作を行います。
- 心の中で4つ数えながら鼻からゆっくり息を吸います。肺とお腹を空気で満たすことに集中しましょう。
- 息を止め、息を止めたまま4つ数えます。
- 心の中で4つ数えながら口からゆっくりと息を吐き出します。肺の中の空気を一度に全部出すことに集中します。
- 息を止め、もう一度4つ数えます。
- タイマーが鳴るまで続ける
ボックス呼吸法の健康効果
ボックス呼吸の4つの健康効果については
以下の通りです。
- ストレスの解消。
- 認知能力を高める。
- ストレスに対する体の将来の反応を強化する。
- 交感神経優位から引き起こされるパニック発作の抑制
呼吸は思考や推論といった認知活動と
表裏一体です。いくつかの研究によると、
ゆっくりとした呼吸をすることで、
ストレスや抑うつ感を軽減することが
証明されています。
ボックス呼吸の深くリズミカルな呼吸は
集中力を高めます。注意欠陥多動性障害を
持つ人の衝動的な行動を抑える事に効果が
確認されています。
おわりに
「全集中の呼吸」は交感神経を優位に
して体を「戦闘モード」に切り替える
呼吸法と言えます。「ボックス呼吸」は
全く逆で副交感神経を優位にして、
体を「リラックスモード」に切り替える
呼吸法です。今のご時世、常に気を張る
事が多いので、5分間のボックス呼吸で
戦闘モードをリセットしてはどうでしょう?