楽しいロングライド途中のゲリラ豪雨ほど
気分をへし折られる事はありません。
出かける前の天気はよくチェックしますが
走っている途中の天気の移り変わりの把握は
おろそかになりがちではないでしょうか?
アプリで目的地や経路の天気予報をチェック
昭和の頃は電話で天気予報を聞いて
いましたが、今はスマホで現在地の天気や
雨雲の状況がリアルタイムでわかる便利な
世の中です。その中からオススメのアプリ
を紹介します。
ウェザーニュース
累計2000万ダウンロードを突破した人気
アプリ。世界最大の気象会社が運営しており
的中率は80%と驚異の的中率です。
雨雲レーダーやゲリラ雷雨危険度マップ等、
ロングライド中に確認したい項目は一通り
無料で利用できます。位置情報を利用した
現在地の気象、天災情報をプッシュ通知で
受け取れるお天気アラームは月額360円の
プレミアム会員限定サービスですが、
今なら1ヶ月お試し無料で利用できます。
tenki.jp
こちらは日本気象協会公認のアプリで
10日間天気や1時間天気、現在地の雨情報
をリアルタイムで確認できます。
また雨雲の動きも最大15時間先の予測が
可能です。天気の移り変わりや雨雲の
動きを通知する機能もあるので、その
情報をもとにルートの変更などを検討する
事ができます。このアプリは完全無料で
すべての機能を利用できます。
万が一ロングライド中にゲリラ雷雨に遭遇したら
気象庁のHPでは雷雨に遭遇した時の
避難方法が記載されています。
雷は、雷雲の位置次第で、海面、平野、山岳などところを選ばずに落ちます。近くに高いものがあると、これを通って落ちる傾向があります。グランドやゴルフ場、屋外プール、堤防や砂浜、海上などの開けた場所や、山頂や尾根などの高いところなどでは、人に落雷しやすくなるので、できるだけ早く安全な空間に避難して下さい。
鉄筋コンクリート建築、自動車(オープンカーは不可)、バス、列車の内部は比較的安全な空間です。また、木造建築の内部も基本的に安全ですが、全ての電気器具、天井・壁から1m以上離れれば更に安全です。
コンビニやガソリンスタンドは郊外にも
建っているので、そこに避難するのが
安全です。ただし山越え途中など、周りに
木しかないような場所ではどうしたら
いいでしょうか?
気象庁のHPでは以下のように説明して
います。
近くに安全な空間が無い場合は、電柱、煙突、鉄塔、建築物などの高い物体のてっぺんを45度以上の角度で見上げる範囲で、その物体から4m以上離れたところ(保護範囲)に退避します。高い木の近くは危険ですから、最低でも木の全ての幹、枝、葉から2m以上は離れてください。姿勢を低くして、持ち物は体より高く突き出さないようにします。雷の活動が止み、20分以上経過してから安全な空間へ移動します。なお、保護範囲に退避していても、落雷地点の近くで座ったり寝ころんでいたりしていると、地面に接触している身体の部分に、しびれ、痛み、ヤケドが発生し、ときには歩けなくなることがあります。(雷から身を守るには ― 安全対策Q&A ― :日本大気電気学会 から引用)
雨宿りで高い木の下に避難するのは危険です。
また、走り抜けようとするのも猛烈な雨の中を
走るのは落車の危険が非常に高いので、やめる
べきです。天気予報アプリをうまく利用して、
危険を感知したら引き返す事も考慮しましょう。
おわりに
出発時がどんなに天気が良くても、100km近く
走るロングライドでは、天気が急変する可能性
は常にあります。アプリを上手に使って、
できるだけそれらを避け、ロングライドを
楽しみましょう!