ロードバイクのある生活

【ロードバイク】シマノ エントリーグレードの「105」をDi2化。しかし皆は機械式を待っている【コンポ】

 

 

シマノのエントリーグレード「105」の

Di2が正式に発表になりました。

12速対応、セミワイヤレスと事前情報通り

詳細は公式HPの特設ページにあります。

こちらから

クランクアームは160mmから対応あり

身長の低い人でも使えるようになって

います。チェーンリングの種類は

50-34Tと52-36Tの2種類で、デュラエースの

3種類(54-40T、52-36T、50-34T)に

比べて選択肢は少なくなっています。

ディレイラーはデュラエース、アルテグラ

と同様にシンクロナイズドシフト

(リアディレーラーの変速と連動し、

フロントディレーラーが最も効率的な

ギアを自動的に選択する機能)と

シャドーデザイン(本体を小型化し、

車体の外側へのはり出し量が少なく

なる事で、空力性能やチェーンステー

への接触を防ぐ。スプロケットも

大きな歯を使用できるので登りが楽に)

採用。充電はリアディレイラー側で

行うのも現行のDi2と一緒。

スプロケットは12速の11-34Tと11-36Tの

2種類。既存の11速用のロードフリーハブ

にも対応しているので、ホイールやハブを

買い替えなくてもよくなりました。

ブレーキキャリパーはローターと

ブレーキパッドの隙間が10%広くなり

ました。走行中にブレーキパッドが

ローターに接触して異音が鳴るのを

防ぐ目的と思われます。またワンウェイ

ブリーディングを採用しており、ブレーキ

オイルに気泡が入りにくい構造となって

います。

コントロールレバーは前回のブログでも

紹介したとおり、ブラケットスイッチを

排し、ボタン電池を2つにする事で稼動

時間の延長を実現しています。コントロール

レバーをユニッ卜に有線でつなぐ機能は

残念ながらありませんでした。

ブラケットフードを内側にやや倒す

エルゴノミクス形状とされており、

手首を自然な角度としたままブラケットを

握ることが可能となっています。

そして新しい105には、カーボンホイールも

ラインナップされます。

 リムハイトは32mmと46mmで、いずれも

チューブレス仕様、11速と12速の両方の

スプロケットが使用可能です。

ついでに新しいブレーキパッドも発表

デュラエース(右)とアルテグラ(左)の

新しいブレーキパッドも発表されました。

気になるお値段はおよそ20万円以上。機械式はこれから?

およそ、というのはチェーンやブレーキ

ローターは105よりグレードの高いものに

する傾向が高いからです。当然これに

組みつけの工賃も追加されるので、実際に

支払う料金はもっと高くなるでしょう。

ただ、シマノは機械式の105は出さない、と

正式に発表しているわけではないので

この後に機械式の105も発売される可能性は

残されています。

巷では「もう105は死んだ、これから

ティアグラしか機械式は楽しめないのか」

「105も気軽に買えなくなった」などと

あまり好意的に受け止められていない

105のDi2化。これから市場に出回り始め

お店などで試乗が始まれば、この評価も

変わるかもしれません。

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