青森ではまだ普及していませんが
新たな脅威になりかねませんね・・。
電動キックボードによる危険運転が急増している
都心部ではシェアリングサービスに
より急速に台数を増やしている電動
キックボード。コンパクトなので
場所を取らず、1回の充電で約20km
ほど走れるので通勤にはもってこい
です。しかし、台数が増える事で、
自動車や歩行者との事故も増えてきて
います。
通販で簡単に購入できてしまうのも問題かと・・。注意書きで小さく「公道走行不可」と書かれていても見ない人多そう。
無免許電動キックボードで人身事故、危険運転容疑 女書類送検(産経新聞)#Yahooニュースhttps://t.co/UxgNWD8xBy— yamadai@ロードバイクに乗るアラフィフおじさん (@yamadai606) August 27, 2021
大阪では電動キックボードで歩行者に衝突、
そのまま逃げた自動車運転処罰法違反
(過失致傷)と道交法違反(ひき逃げ)で
男が逮捕されています。
電動キックボードは原付バイクと同じ扱い
kickboard電動キックボードは日本の道路交通法
では原付バイクと同じ扱いです。公道を
走るには原付バイクと同様に免許と
ヘルメット着用の義務があります。
歩道を乗ったまま走行もできません。
(降りて押して移動はOK)
電動キックボード自体にもウインカー、
ブレーキランプ、バックミラー、
ナンバープレートと原付バイクと同じ
装備が必要になります。
私はキックボードというと子供用の
後ろ脚でブレーキをかけるモノを
想像していました。
こんな感じです。
Amazonで電動キックボードを検索して
出てきた製品です。
電動キックボードは形こそ似ていますが、
モーターにより最高速度は時速20~30km
あります。後輪のブレーキに加え、前輪
にも電子制御ブレーキが装備されています。
ただ、この製品ですがメイン画像に公道
走行不可の表示がありません。
紹介画像だと、いかにも公道を走れる
ようなイメージですが、画面を下に
スクロールしていくと・・・
ようやく「公道使用不可」の一文が
あります。しかし、違反した場合、
罰則がある事が記載されていないので、
気づかない人が多いのではないでしょうか。
違反者とぶつかってしまうとデメリットしかない
ロードバイクで走行中、このような
電動キックボードと衝突してしまった
場合、相手が道路交通法に違反していた
としても、賠償については泣き寝入りに
なる恐れが非常に高いです。
理由は
- 無保険
- ロードバイク側にも過失(前方不注意)が認定される恐れ
バイクや車の事故の場合、自賠責保険で
最低限の賠償がされます。公道走行可の
電動キックボードも自賠責保険の加入
義務がありますが、上の画像のような
製品の場合、小さくではありますが
「公道走行不可」と記載されているので
自賠責保険には入れません。
加害者がすべての賠償を行わなければ
ならず、被害者側の希望額を出す事は
ほぼ不可能でしょう。
また、出会いがしらでの衝突の場合は
過失割合が10:0になる事はほとんど
ないでしょう。
触らぬ神にたたりなしの気持ちで走ろう
前方に電動キックボードが走っていた
場合、まずはウインカーやブレーキ
ランプ、ナンバープレートがついて
いるかを確認。
ついていない場合は公道走行不可の
電動キックボードなので、近寄らない
ようにしましょう。