ロードバイクのある生活

【ロードバイク】燃え尽きない為には、他人を気にせず自分の道を【燃え尽き症候群】

ロードバイクの練習をしていると急に

何もやりたくない気持ちになりませんか?

それ、もしかしてバーンアウトかも。

バーンアウト(燃え尽き症候群)

仕事(特に成果が見えにくい医療、介護職)

に対して努力し、打ち込んでいた人が期待

した結果が得られなかった結果、強い徒労

感や欲求不満、または目標を達成したあと

に生じる虚脱感がバーンアウト、燃え尽き

症候群です。アメリカの保健施設で働く

職員が1年余りの間に、徐々にあたかも

エネルギーが失われていくかのように

仕事に対する意欲や関心を失っていった

のを見た研究者が提唱しました。

バーンアウトの定義は以下の3つです。

  • 情緒的消耗感
  • 脱人格化
  • 個人的達成感の低下

患者や高齢者などと接する医療、介護職は

相手の心身の状態に応じた対応を積み重ね

信頼関係を築かなければいけませんが、

それに費やすエネルギーが大きく、消耗した

状態になると、疲弊感を強く感じるように

なります。そうなると、本来の対応から

著しく逸脱した非人間的な対応(モノに

対するような紋切り型の対応、個人名で

呼ばなくなるなど)をしても気にならなく

なってしまいます。そして、それらが続く

と、レベルの高い仕事もできなくなって

しまい、更にそのことが「今までできて

いたのにできなくなった。自分はダメな

人間だ」というネガティブな感情となり

あたかも燃え尽きたように何もできなく

なってしまうのです。

家族持ちチャリダーが陥りやすい燃え尽き症候群

特に家族持ちチャリダーが消耗感や

達成感の欠如や低下、脱人格化に陥り

やすいのではないでしょうか。

例えば、人間の許容範囲を100として

独身者チャリダーのキャパシティを

考えてみました。(独断なので、内容に

ついてはご容赦を)

 

次に家族持ちチャリダーのキャパシティです。

独身チャリダーは上の様なきれいな

4等分にはならないとしてもおおまかに

キャパシティを割ける割合は拮抗すると

考えます。仕事が忙しければ多少自転車や

友人との付き合いを減らしても、まだ

十分な余裕を持つことができます。

対して家族持ちチャリダーの場合は、独身

チャリダーにない家族(妻や子供)がおり

家族関係の比率は増える事はあっても

減らす事はできません。もともと自転車に

割けるキャパシティが少ないのに、更に

それが削られてしまう事になります。

それでも許された時間で以前と同じ内容で

練習を頑張りますが、「今までと同じ練習が

できないのに、やる意味があるのか」

「せっかく確保した練習時間を家族の都合で

なくさなければならない。自分は頑張って

いるのに家族は分かってくれない」

「練習ができないせいで筋力が落ち、息も

続かなくなった。もうだめだ・・」

少ないキャパシティに今までの様な練習を

無理に詰め込んでしまうと溢れてしまい

結果、矢吹丈のように真っ白に・・。

代替行為を作る

ロードバイクの練習は「とにかく1時間は乗り

込む」と考えがちですが(私もそうですが)

これが良くないかもしれません。

自転車に乗る代わりに別のトレーニングで

気分を紛らわすのが良いでしょう。

筋トレやランニングが当てはまります。

ロードバイクの練習と違い、必要なのは

自分の体一つです。室内、屋外どちらでも

できますし、つらくなったら休んでから

再開してもいいのです。

また、ロードバイクをオーバーホールに

出して乗らない理由の代替としてもいい

でしょう。乗らないのに目の前にロード

バイクがあると、どうしても気持ちが

落ち込んでしまいます。

おわりに

ロードバイクは年齢関係なく誰でも

楽しむことができます。それが逆に

自分を他の人と比べる事に繋がって

しまいます。ツイッターやフェイス

ブック、ストラバなどで走行ログが

上がると、走れない自分は何をやって

いるのだろう、と暗い気持ちになって

しまっていませんか?

「他人は他人」「自分はできる事を

やる」と開き直ってしまえば、楽に

なります。

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