今週末の17日(日)に開催される
「北の地獄」パリ~ルーベのコースが
発表されました。
コンピエーニュをスタートしルーベの
ベロドロームをゴールとする257.2km
の伝統的なコースを走破します。
去年はコロナウイルスの影響で10月に
レースが順延され、記録的な大雨と
深い泥に見舞われたコースで
ソニー・コルブレッリが優勝を
飾っています。
後ろのカメラモトの水しぶきのエグさが今年のパリ~ルーベの過酷さを物語っていると思いました。#ParisRoubaix pic.twitter.com/EO29fUE5A5
— yamadai@ロードバイクに乗るアラフィフおじさん (@yamadai606) October 3, 2021
パリ~ルーベと言えばパヴェ(石畳区間)
公式HPには選手のオンボード画像が
公開されていますが、去年はまさに
「北の地獄」にふさわしい地獄
絵図が広がっていました。
ゴールではもう誰が誰だか分からない
程に汚れています。
これはコースに30か所ある石畳区間
「パヴェ」に溜まった土が選手に
飛んできているのです。
パヴェにはそれぞれ番号が振られています。
今年は30か所のパヴェを選手は走ります。
上の画像はパヴェの名前と距離数、右端の
星の数で難易度を表しています。
一ツ星は「簡単」二ツ星は「それなり」
三ツ星は「難しい」四ツ星は「かなり難しい」
最高難度が5ツ星は「無事に通るのは至難の業」
と言われています。5ツ星は3か所で、
- 19番「アランヴェール」
- 11番「モン・アン・ぺヴェル」
- 4番「カルフール・ド・ラルブル」
この3つのパヴェが優勝を左右するパヴェと
なっています。
地元の住人が総出で大会のためにコース整備をしている
地元の園芸高校の生徒が新たなドラマの舞台となるパヴェ(石畳)を整備。 https://t.co/k0Jx3WSEAy
— yamadai@ロードバイクに乗るアラフィフおじさん (@yamadai606) April 12, 2022
パリ~ルーベのコースは普段は地元の
農道となっている所が多く、特徴的な
石畳も土で隙間なく埋まっている所が
多いそうですが、パリ~ルーベの時期が
近づくと地元の住人や学生などが
ボランティアで石畳に詰まった土を
取り除き、コースを整備しているそうで
地元住民にとってもパリ~ルーベは
特別な行事である事がわかります。
おわりに
コンピエーニュ~ルーベまでの天気
予報をみると17日は晴れて乾燥する
天気との事です。風は微風との事で
今年のコンディションは選手にとって
恵みの天気となるでしょう。今年は
誰が勝つのか?楽しみにしたいです。