ロードバイクのある生活

【ロードバイク】ツール・ド・フランスでデモ活動がレースを止めるトラブル。空気を読んだ方が・・【迷惑行為】

ツール・ド・フランスは世界最大の

ロードレースで、ヨーロッパの人たちは

毎年楽しみにしています。コロナ禍も

ようやく落ち着き沿道には応援の人も

増えてきていますが、今回は招かれざる

客がいたようです。

フランスの環境保護団体が炭素排出量削減法案制定のためのデモでコースに座り込み&発煙筒で妨害工作

Dernière Rénovationというフランスの

環境保護団体が、ゴールまで残り約36km

地点で道の真ん中に座り込み、発煙筒を

焚いて選手の走行を妨害しました。

彼らは首に鎖を巻き付け、簡単に排除

されないように抵抗。単独で逃げていた

アルベルト・ベッティオールはデモ隊の

間をすり抜けたものの、後続のメイン集団は

デモ隊排除のために強制的に停止されられて

しまい、レースも中断してしまいました。

(Dernière Rénovation 公式HPより)

Dernière Rénovationという団体は全仏オープンテニスでもやらかしていた

An activist (C) is observed by security personnel after attaching herself to the tennis net during the men's semi-final singles match between Norway's Casper Ruud and Croatia's Marin Cilic on day thirteen of the Roland-Garros Open tennis tournament at the Court Philippe-Chatrier in Paris on June 3, 2022. (Photo by Thomas SAMSON / AFP)

この【Dernière Rénovation】という団体は、

「非暴力による破壊的な行動を長期的に

繰り返し、エネルギー改革に関する政治的

勝利を目指す市民的抵抗運動」を標榜して

おり、フランスの炭素排出量を大幅に削減

するための法律を制定させることを目的と

しているとの事。

先月に行われた全仏オープンテニスでも

センターネットに針金を使って首を

くくりつける抗議行動を行っています。

メンバーのTシャツには「あと○○日」と

いうメッセージが手書きされており、

(第10ステージでは989日)これが

何を意味するのかは分かりません。

(ちなみに2025年3月28日がその日と

なっています。)

彼らは「レースが安全に停止されるような

場所を選んで抗議活動を行った。非暴力的な

妨害工作は相手に意見を聞いてもらえる

最善の方法だ」とうそぶいていますが、

その結果、逃げ切り勝利ができたかも

しれないベッティオール選手の努力を

踏みにじったわけで、到底許される

事ではありません。

おわりに

ちなみに世界の炭素排出量の

上位10か国は以下の通りです。

1位 中華人民共和国
2位 アメリカ合衆国
3位 インド
4位 ロシア
5位 日本
6位 ドイツ
7位 大韓民国
8位 カナダ
9位 メキシコ
10位 ブラジル

(総務省統計局 世界の統計2022より)

フランスは圏外となっています。

本気で炭素排出量削減を考えるので

あれば、地元フランスの政治家となって

自ら法案を制定していくか、排出量の

多い国で合法的な活動を地道に行うか

するのが一番でしょう。

ロードレースというスポーツの場に

おいて、主義主張を一方的に行う事が

一番嫌われると思っています。

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