アメリカのカンザス州で開催されていた
アンバウンド・グラベルレース。
日本から参加していた高岡亮寛さんが
200マイル(約322km)部門で
11時間34分50秒で無事ゴール、
200マイル部門で107位、40~44歳部門で
14位、という成績を残しました!
途中から雨に降られてブレーキトラブルで
遅れたにも関わらず、未舗装路185kmを
含む322kmを平均時速27.8kmで走破して
います。
第一CP後に山本選手をパスするも、第二CPへはハンガーノックになりながら到着
雨でブレーキが効かなくなり、TKCの言った通りだった、次は油圧だと言い残して15:16に再スタートしました pic.twitter.com/66X1tolTEm— ROPPONGI INSIGHT (@RoppongiInsight) June 4, 2022
ちなみに東京駅から愛知県豊田市までが
200マイルとなっています。
200マイル部門の優勝者はオランダの
イーヴァル・スリックさんで、
9時間22分4秒、平均時速34kmという
バケモンではないか、というペースで
逃げ切りました(コースと風に恵まれた、
との事ですが、未舗装路185kmを含む
322kmを時速30km以上で走れる、と
いうのが一般人には理解できません)
100マイル部門に出場したあの選手は?
100マイル(168km 舗装路61km
未舗装路107km)部門で出場した
ペテル・サガンは5時間55分18秒、
平均時速28km、63位でゴールしています。
ちなみにチームメイトのダニエル・オスも
参加していて彼は62位でした。
100マイル部門の1位はアメリカのイーサン・
オーバーソンで、5時間1分1秒、平均時速は
時速33.5kmでした。また、3位になった
ベン・ディレイニーはなんと46歳です。
東京〜大阪間より長いXL部門 平均時速27kmで21時間を切る
自転車で東京〜大阪間を24時間以内で走る
「キャノンボール」というチャレンジが
ありますが、アンバウンド・グラベルでは
それより長い563kmを走るXL部門があり、
1位から3位までは平均時速27kmで21時間を
切ってゴールしています。しかも3位に
入ったアーニー・レクーガさんは46歳です。
強い人は年齢関係ないのは世界共通なのだと
改めて感じました。
おわりに
ロードレースのプロ選手も参加するなど、
グラベルバイクによるレースもどんどん
盛り上がっていくのではないでしょうか。
日本だと国土が狭くて山だらけなので、
欧米のような大掛かりなレースは難しい
でしょうけど・・。