おにぎりはご飯の腹持ちと、具の栄養素を
伴ってライドの補給食として最適です。
-
【ロードバイク】ロングライドの補給食はおにぎりがおすすめ【初心者必見】
ロングライドに持っていく補給食は おにぎりがコスパ高くお勧めです。 補給食はなぜ必要か? ロードバイクは時速20kmで走ると 1時間で約500Kcal(エネルギー)を消費すると いわれています。 10 ...
続きを見る
-
【ロードバイク】お金を節約してロードバイク生活を楽にしよう【お金かかる】
ロードバイクでロングライドしたり大会に 出たりすると意外とお金がかかってしまう もの。普段の生活から少しずつ節約しつつ ロードバイクにかかる諸経費も節約して いきましょう。 ロングライドは自宅で補給食 ...
続きを見る
今回はオススメのおにぎりについてです。
海苔はご飯の消化を助ける働きあり!
海苔は消化に悪い、と言われていますが、
これは生海苔や乾燥海苔のことです。
生海苔は日本人しか消化ができない、と
いう研究結果があります。これは日本人が
昔から海藻類を食べる習慣があり、海苔を
消化できる腸内環境が先祖代々受け継がれて
きたからです。おにぎりに巻く焼き海苔は
消化を阻害する要素を焼く事により取り
のぞいているので、消化を心配する事は
ありません。
おにぎりに海苔を巻くメリット
- 豊富な栄養素
- 海苔がご飯の消化を助ける
- ご飯粒が指にくっつかない
豊富な栄養素
海苔には栄養が豊富にあり、火を通しても
その栄養が損なわれにくいという特徴が
あります。日本食品標準成分表という、
日本で流通している食品の栄養成分が分かる
資料をみてみましょう。
焼きのりの栄養成分(100gあたり)
エネルギー 188kcal | ヨウ素 2100 |
タンパク質 41.4 | ビタミンA(レチノール当量)2300 |
脂質 3.7 | ビタミンB1 0.69 |
炭水化物 44.3 | ビタミンB2 2.33 |
ナトリウム 530 | ビタミンB12 57.6 |
カリウム 2300 | 葉酸 1900 |
マグネシウム 300 | ビタミンC 210 |
ナトリウムやカリウム、マグネシウム
等のミネラルが豊富で、これらの栄養素は
低ナトリウム血症の防止や足のつりを
防止する働きがあります。
ビタミンAは体の抵抗力をアップさせます。
ビタミンB群はごはんのデンプンの消化を
助け、糖質や脂質の分解には不可欠です。
ビタミンCはヘモグロビンを構成する鉄の
吸収を促します。ヘモグロビンはスポーツの
パフォーマンスを左右する働き(全体に
酸素を運ぶ「酸素運搬機能」)を持っており
スポーツには重要な栄養素です。
葉酸は貧血防止に役立ちます。
ちなみにおにぎり1個に使う焼き海苔は約3g
です。
ごはんの消化を助ける
海苔に含まれるビタミンBがごはんの
デンプンの消化を助けますが、塩分も
その消化を助けます。
ご飯粒が手にくっつかない
くっついたご飯粒の処理が意外と面倒
です。ただでさえ汗と埃で汚れた指を
なめなめするのは抵抗があります。
おにぎりを作る時は時間短縮ならラップで握る
ひと昔前はおにぎりは素手で握るのが
当たり前でしたが、人の皮膚に存在する
「黄色ブドウ球菌」が食中毒を起こす事が
あり、とくに傷や手荒れがある部分には
ブドウ球菌が多いので、素手でおにぎりを
作らないことが呼びかけられています。
そのため、私はラップを使っています。
ラップを敷き、塩を少し振ってからご飯を
ラップの上に置きます。その上から更に
塩をふりかけ、ラップを丸めて握ります。
手も汚れず、やけどの心配もないので、
オススメです。
おにぎりを包むのはホイルペーパーで
おにぎりを握ったラップをそのまま使っても
いいですが、ポケットの中で剥がれたり、
いざ食べようとしたときに剥がすのに手間
どる事もあります。
またラップは湿気が逃げない為、おにぎりの
湯気で海苔がしんなりして食べる時に指に
くっつきます。
クックパー おにぎり包みシート
おにぎりを包む時はホイルペーパーを
オススメします。ホイルペーパーは湿気を
外に逃がし、水分をもとに戻さない作りに
なっているので、剥がした時もベトつかず
おいしく食べられます。旭化成からその名も
「おにぎり包みシート」が販売されているので
そちらがオススメです。
おわりに
私はクエン酸と塩分を同時に取れ、傷みにくい
梅干し一択です。おかかやじゃこを使えば、
カルシウムやミネラル分が豊富なおにぎりも
作れます。
味のバリエーションも豊富なので、おにぎり
を作ってライドに出かけてみませんか?
ただし、気温が上がってくると食中毒の
リスクもあるので、作ってから1~2時間で
食べきれる量のみ持って行きましょう。