シマノの特許情報が更新され、ディスク
ブレーキ台座に内蔵する車輪速センサーと
その治具の情報が公開されています。
これはABS制御装置の一つとの事です。
ディスクブレーキ台座にセンサーを配置、ローターに等間隔に開けられた穴を読み取り車輪速を検出する仕組み
既存のディスクブレーキに
車輪速センサーのブラケットを
配置した形で、その分サイズが
長くなるようです。
このセンサーは後輪のディスク
ブレーキにも搭載されます。
ブレーキローターに等間隔に
開けられた穴をセンサーが
読み取る事で車輪速を測定します。
自転車用ABS販売間近・・か?
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ABSはブレーキをかけた時にタイヤが
ロックしないように制動と解除を
コンピューター制御で行うシステムです。
そのためには車輪の回転する速度を
正確に検知するセンサーが必要になります。
車輪と一緒に回るブレーキローターを利用
する事で、ホイールやタイヤに左右されず
車輪の回転数を測定できます。
既存のブレーキローターに開けれられている
穴は放熱用で、大きさや配列も均一ではない
ため、ABSシステム実走と同時にローターが
販売されるかもしれません。
ただ図を見ると、センサーに給電するための
電池がどこにあるのかが分かりません。
センサーカバー内にあるのか、センサーと
一緒になるのか、はたまたフレーム内装の
バッテリーから有線でつなぐのか不明です。
おわりに
だんだんと自転車用ABSの完成が近く
なっているような気がします。