https://twitter.com/UCI_paracycling/status/1557422963888201728
先日までカナダのベ・コモで開催されて
いたUCIパラサイクリング世界選手権。
日本勢では杉浦佳子選手がロードレースで
金メダルを獲得、東京パラリンピックに
続いての栄冠を手にしています。
世界選手権で優勝した選手は来年の世界
選手権まで虹色のジャージ「マイヨ・
アルカンシエル」を着用でき、来年以降も
ジャージの袖や襟にアルカンシエルを
取り入れる事ができます。
パラサイクリングには障害の程度に
応じて4つのクラスがあり、それぞれ
使用する自転車も違っています。
- Cクラスは通常のロードバイクを使用
- Tクラスはトライシクルと呼ばれる三輪自転車を使用
- Bクラスは2人乗りのタンデム自転車を使用
- Hクラスは手で漕ぐハンドバイクを使用
それぞれのクラスの中でも障害に応じた
ランクが細かく設定されています。
ランクは1~5まであり、数字が小さいほど
障害が重度となっています。
今回優勝した杉浦佳子選手はC3クラスに
該当しています。
Cクラスは体幹や上下肢に麻痺や機能障害、
四肢の切断があるが自転車を漕いでも
バランスを崩して落車しない選手が対象と
なっています。切断や麻痺により義手、
義足や上下肢を自転車に固定するなど
しています。
Tクラスは体幹に重い麻痺があり、バランスを
保てない選手が後輪が2輪ある三輪自転車で
走るクラスです。
Bクラスは視覚障害者が対象のクラスで
2人乗りのタンデム自転車を使用します。
前席に健常者(パイロット)、後席に
視覚障害がある選手(ストーカー)が
乗ります。このクラスのみカテゴリー
分けがありません。
Hクラスは手で漕ぐハンドバイクを使用
します。頸椎損傷で胸から下が麻痺し、
座位を保持できず、腕も一部しか動かない
障害を持つ選手や、両下肢切断しているが
座位保持が可能な選手が対象となっています。
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