⚠️ UWAGA, ŚLISKO ⚠️
Steven Gerrard nie lubi tego, czyli śliska końcówka 4. etapu #TourDeRomandie w wykonaniu Gerainta Thomasa ( ͡° ͜ʖ ͡°) pic.twitter.com/wlgGWoRx4H
— Eurosport Polska (@Eurosport_PL) May 1, 2021
スイスのフランス語地域圏である
ロマンディ地方で開催されている
ツール・ド・ロマンディ第4ステージ
ゴール直前で総合首位を争うイネオスの
ゲラント・トーマスが落車、順位を落として
います。ただ、誰かと絡んだのでも、障害物
にぶつかったわけでもなく、ダンシングに
移ろうとした瞬間、バランスを崩したのが
原因のようです。
Galerie des images @keystone_ats de l'étape reine du #TDR2021 entre Sion et Thyon 2000
3/3#TDRnonstop #TDR pic.twitter.com/QVAXiMoAcj— Tour de Romandie (@TourDeRomandie) May 1, 2021
公式Twitterでも落車の瞬間の写真が
トップページの画像になっています。
Profil de l’étape reine du @TourDeRomandie #TDR2021#TDRNonStop pic.twitter.com/2PsXW5nRGY
— Tour de Romandie (@TourDeRomandie) May 1, 2021
このステージは、3つの山岳コースが
あり、最後は登り切ってのゴールのため、
総合順位が動く「クイーンステージ」と
なっていました。
レース当日は雨と霧のため、途中の山岳
コースがニュートラル区間(順位を競わない
となる波乱のレースに。最後の山岳コースは
標高2000mのスキー場があるThyonで、
かなり冷え込んでいたはずです。
Galerie des images @keystone_ats de l'étape reine du #TDR2021 entre Sion et Thyon 2000
2/3#TDRnonstop #TDR pic.twitter.com/Ys3fwEB9UQ— Tour de Romandie (@TourDeRomandie) May 1, 2021
そんな中、先頭の2人は指切りグローブで
最後の山岳コースを走っています。折からの
雨と霧で手足の末端はかなり冷え込んでいた
ようです。落車したゲラント・トーマスは
すぐ起き上がりゴールしたものの、3位と
なり、総合順位も1位を奪えず11秒遅れの
2位で最終日を迎える事になりました。
「手の感覚がなくて、ハンドルを握れなかった」
https://twitter.com/GeraintThomas86/status/1388514504905039877
落車した本人はTwitterでコメントを出して
います。
「最後の100mはとても衝撃的だった。
手の感覚がなくて、ギアを変えようと
した時にハンドルを握れなくなって
しまったんだ。でも大丈夫だよ。
メッセージをありがとう!!」
雨に濡れた状態で風に当たると気化熱で急激に冷える
風呂上りに扇風機やクーラーに当たると
体が一気に冷えるのがわかるでしょうか?
水分が蒸発する時に周囲の熱を奪う性質
があり、それを気化熱を言います。
夏の打ち水も気化熱の性質を利用した
知恵です。
落車したゲラント・トーマスは指先が
露出している指切りグローブを着用
しており、指先まで隠れるフルフィンガー
のグローブをしていた選手より指先の
冷えは強かったはずです。
気温と風速で体感温度を予測して準備を
一般的に、風速1m/sで体感温度が1℃下がると言われています。
つまり、気温が10℃の時に風速が10m/sだと、体感は0℃という計算になります
「ウェザーニュース」より
ロングライド前に走るルートの気温と
風速を見て体感温度を予想して服装を
検討しましょう。山岳コースを走る
時は平地より気温は低く風速は強く
なり、天気も変わりやすいので防寒
装備は欠かせません。
ウインドブレーカーやフルフィンガー
グローブを常備しておきましょう。