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【ロードバイク】ツール・ド・フランス2021第1ステージの落車について考える【モラル】
ツール・ド・フランス2021が開幕 しましたが第1ステージで2度の 大規模落車が発生。 特に1回目の落車原因がひどかったので、 ネットでも原因を作った観客に非難が殺到 しています。 4級山脈サンリヴォ ...
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今年のツール・ド・フランス第1ステージで
大クラッシュを引き起こした観客に、
フランスの裁判所から1,200ユーロ
(約15万円)の罰金が科せられました。
罪状は日本でいうところの「過失傷害罪」
です。罰金の他に500ユーロ(約64,000円)
の損害賠償金が科せられました。
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【ロードバイク】あの「Allez Opi-Omi」姉さんにCPAが1ユーロ(約134円)の損害賠償を請求【ロードレース】
ある意味今年のロードレースの話題を 総どりした「Allez Opi-Omi」姉さんに CPA(プロサイクリスト協会)は 1ユーロ(約134円)の損害賠償を 請求する事になりました。 今後同じようなケー ...
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主催者のASOは告訴しない事を明言して
いましたがCPA(プロサイクリスト協会)は
個別に1ユーロの損害賠償を請求、裁判所に
認められ、フランス自転車競技連合
(UNCP)に支払われることになった
との事。
OpiOmi姉さんに選手に対するリスペクトがなかったのが元凶
今までも観客の行為で選手が落車する
出来事は数多くありましたが、観戦中の
不慮の事故や、応援に熱が入りすぎた、
選手を助けようとした行為が裏目に
でた、などレースや選手をないがしろに
する姿勢はありませんでした。
しかし、今回の騒動は、完全にレースと
関係ない行為(選手を応援するボード
ではなく、自分の親戚の応援メッセージを
選手の走路を遮って出した)で、しのぎを
削る選手をないがしろにする行為(全く
選手の方を見ていなかった。ただ自分の
存在をアピールしたかった)だったので
ここまで事が大きくなったと考えます。
おわりに
今回の件で選手と観客間の線引きが
進むと思われますが、来年のツールは
オランダコーナーで有名なラルプ・
デュエズを走る事になります。
何度も名勝負を繰り広げてきた
峠が、来年はどのような事になるか
今から楽しみです。