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【ロードバイク】新型デュラエースの市場流通はシンガポール新工場稼働以降と予想【シマノ】

シマノがシンガポールで建設中の工場の

稼働を2022年下期(10月~3月)から本格化

する予定との事です。

老朽化した工場からロボットによる製造ラインを備えた「未来の工場」へ

元記事はこちらから

シンガポールはシマノが初めて海外拠点を

築いた国で、1973年に工場を建設して以降、

アジア圏域のロジスティクスの中心地と

して発展していました。

【ロードバイク】シマノ・マレーシア ロックダウンで工場閉鎖!パーツ供給はより不透明に【コロナ】

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上の記事で他の地域についても触れています。

新たな工場はロボットによる製造ラインを

備えるなど最新設備の整った工場となる

予定との事です。記事を引用します。

シマノは2022年下期からシンガポールの新工場で変速機など自転車部品の生産を始める。現工場の代替として20年末の完成を目指していたが、新型コロナウイルスの感染拡大で21年末にずれ込んだ。コロナ後を見据えて最新鋭の設備を導入し海外での生産体制を強化する。

約200億円を投じるシンガポールの新工場は、現工場の北約7km先にある工業団地開発地区「Jurong Innovation District」で18年8月に着工。約3万平方mの敷地に地上5階地下2階延べ床面積4.3万㎡の建屋を建設する。「未来の工場(Factory of the Future)」と位置づけ、ロボットなど最新鋭の設備を導入することで生産の効率化に取り組む。

現工場は同社がシンガポールに進出した1973年の建設で、老朽化が進んでいた。シンガポール政府との敷地のリース契約が期限を迎え、同政府から新たな開発地区への移転を打診されたことから、新工場建設に踏み切った。

ただ、コロナ禍で「工事現場での『密』を避けるため、作業員を3分の1に減らすよう政府から求められた」(島野泰三社長)こともあり、建設に遅れが出ているという。建屋の完成時期を21年末に当初予定から1年先延ばしし、設備据え付けなどを経て22年下期中の本格稼働を目指す。

日経経済新聞 2021年7月11日

ここでもコロナウイルスの影響が出て

います。しかし、シンガポールは

アジア圏域でもコロナ対策が進んでおり、

段階的に規制を緩和していくとの事です。

CNNのニュースを引用します。

シンガポール政府の新型コロナウイルス対策チームに参加する閣僚3人がこのほど、行動制限や感染者の集計をやめて新型ウイルスとの共存を図る新たな政策を提案した。

ガン・キムヨン貿易相、ローレンス・ウォン財務相、オン・イエクン保健相は先週、英語紙ザ・ストレーツ・タイムズに寄せた論評で、新型ウイルス感染症が消滅することはないが、共存は可能だと指摘。インフルエンザや手足口病、水ぼうそうなどと同様に扱い、通常の生活に戻る道を提案した。

具体的にはロックダウン(都市封鎖)措置や現行の大規模な接触追跡、1日ごとの集計体制を撤廃し、隔離期間なしの移動や大規模な集まりを認める。

このアプローチのカギとなるのが、新型ウイルスワクチンの接種率だ。シンガポールでは7月初めまでに国民の3分の2が少なくとも1回の接種を受け、8月9日までには3分の2が2回の接種を完了する見通し。閣僚らは論評で、ワクチンが感染や重症化を防ぐ効果は高いと強調した。

患者数の動向についてはインフルエンザのように、重篤な症例や集中治療室(ICU)の収容人数を監視するとした。

ワクチンは追加接種が必要になる可能性もあるとして、数年間にわたる接種計画の策定を提案している。

CNN シンガポールの3閣僚、「ウィズコロナ」への政策転換を提案 2021年6月30日

ワクチン接種が進めば、新工場の稼働時期も

早まる可能性はあります。

新工場建設はチャイナリスク回避の狙いか?

事の元凶となったコロナウイルス、先ごろ

イギリスで開催されたG7でも共同宣言で

WHOにより更なる調査が求められて

います。

●国際保健規則(IHR2005)の完全な実施と改善された遵守への我々のコミットメントを改めて表明することを含め、透明性と説明責任を強化すること。

これには、起源不明の感染症発生に係る調査、報告及び対応を含む。我々はまた、専門家報告書で提言されたように、中国におけるものを含む、適時の、透明性のある、専門家主導で科学に基づくWHOによる第二段階の新型コロナウイルスの起源に関する調査の実施を求める。

外務省HP「G7首脳コミュニケ和訳」より転載

当然中国は反発しており、先進国間との

対立は深刻化しています。

シマノも中国の天津、昆山に工場が、

上海に販売拠点がありますが、中国が

世界の敵になる事態になれば、これらの

工場や販売拠点は最悪閉鎖される恐れも

あります。実際に2012年に中国で起こった

反日デモで、日系企業の工場や自動車会社の

販売店、スーパー、コンビニが徹底的に破壊

され略奪を受けて事後の操業が困難になり

ました。

その時の写真は時事ドットコムニュースの

サイトで見る事ができます。

中国で反日デモ 写真特集

記事内容から新型デュラエースの市場流通は2022年後半と予想

3密を避ける移動手段として自転車が

世界的に注目されたことで、シマノの

パーツの供給が需要に追い付かず、

納期半年はザラ、amazonでの注文は

キャンセルと阿鼻叫喚の地獄絵図と

なりました。シマノも黙って手を

こまねいていたわけではなく、

記事でも島野社長はこの件に言及して

います。以下引用。

島野社長は「世界各地で生産品目の切り替えや設備更新などによる効率化を行い、21年12月期の生産量は出荷額ベースで19年12月期から5割ほど引き上げる」との考えを示した。シマノの自転車部品の海外生産比率は金額ベースで全体の約5割。売上高では海外が9割を占める。

日経経済新聞 2021年7月11日

とりあえずは既存の製品パーツ生産を

重視し、健全な供給体制を回復して

売上と信頼を取り戻そう、というシマノの

狙いが分かります。

そうなると新型デュラエースの市場流通分の

生産は後回しにされ、新工場稼働に合わせる

と見るべきでしょう。

記事では感染拡大が抑制された後の需要の

動向は「予想できない」としていますが、

今回のようなロックダウンを経験した

チャリダーたちは、少しでもパーツを確保

しておこうと動きます。ロックダウン時の

ような急激な伸びはなくとも、当分は右肩

あがりで推移する事が予想されます。

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