ロードバイクを洗車するには、水と
ある程度広い場所が必要ですが、
全員がそのような場所があるとは
限りません。マンションに住んで
いれば、勝手に共有スペースを
使うわけにもいきませんし、他の
住人の迷惑にもなります。
フレーム、ディレイラーは水を使わない洗浄剤「フォーミングマルチクリーナー」
WAKOS (ワコーズ) フォーミングマルチクリーナー
素材に優しい弱アルカリ水溶性ノンシリコーンタイプの泡状『水なし簡単洗浄剤』です。スプレー後、水洗い・濯ぎすることなく拭き上げるだけです
素材にも環境にも優しく、塗装面や素材を選ばずに簡単水なしで洗浄が可能なため、マット塗装のフレームやサドル、バーテープ等の洗浄も可能です。(スプレー後に水で流すことも可能です)
■ 特長
1. 素材に優しいので自転車・オートバイ・自動車・家具・ガラスまで多用途に使用出来ます。
2. 洗浄力に優れ、油膜や煙草のヤニ、油汚れ等すっきり落とすことが出来ます。
3. 洗浄成分が洗浄表面に残ることがなく、拭き上げが良好で拭きムラを残しません。
4. 狭角ノズルにより均一にスプレーできる泡状タイプで、洗浄後水洗い・濯ぎの必要がなく作業性に優れます。
そんな人のために、日本の潤滑油、
メンテナンス製品のメーカーである
「和光ケミカル(WAKO'S)」から、
「フォーミングマルチクリーナー」が
販売されています。成分は弱アルカリ
水溶性ノンシリコーンでゴムや樹脂、
プラスチックなど、ロードバイク本体や
パーツの素材を選ばす、フレームから、
クランク、サドルやバーテープの洗浄も
可能になっています。
使い方としてはフレームやディレイラー等
汚れを落としたいところにフォーミング
マルチクリーナーを吹きかけます。
吹きかける量は薄く泡がのる程度で、よく
石鹸のCMのように手に持てるような量の
泡を出す必要はありません。ただし、虫など
頑固な汚れには少し多めに吹きかけた方が
いいでしょう。
拭き上げはマイクロファイバーウエスを
用意して軽い力で行います。
拭き上げのタイミングですが、泡を吹き
つけたらすぐに拭いてしまってOKです。
長い時間をおいてしまうと泡が乾燥して
しまうからです。虫やドリンクの跡が
取れにくい場合は数分様子を見て拭く、
何度か泡の吹き付け、吹き上げを繰り
返してみましょう。
スプロケットはホイールから外して洗浄
スプロケットはホイールから外して洗浄
しましょう。必要な物品は以下の通り。
- スプロケットリムーバー
- 100均で購入したバット
- パーツクリーナー
- 使い古しのハブラシ
パーツクリーナー ブラック 840ml
外したスプロケットをバットの上に
置いてパーツクリーナーで汚れを
落とします。ハブラシでこすれば
ピカピカになります。
チェーンの汚れ落とし、注油は手袋をした手で行う。
チェーンは走っているうちにオイルに
砂利やゴミ、落ちた汗などが入り込み
汚れます。入り込んだ汚れを取り除く
ため、チェーンのコマ(指でつまむと
回る部分)を回しながらブラシで汚れを
かき出す必要があります。最初にクリーナー
をかけ、下から指の腹でチェーンを回す
ようにして、上からブラシで汚れを
こすり落とします。
汚れが落ちたら、チェーンオイルもコマを
手で回しながら差していきましょう。
すべてのコマにオイルを差したら、
すぐには乗らず、15分は放置して、オイルが
完全に浸透するのを待ち、時間が経ったら
余計なオイルをふき取ります。
室内での洗車の注意点
室内での洗車はこのように可能ですが、
注意すべき点がいくつかあります。
①クリーナーは飛び散り、床に垂れる
クリーナーの多くがスプレータイプで、
意外と飛び散ります。そのため床に
汚れてもいい敷物(新聞紙やダンボール)
を必ず敷きましょう。また壁に近すぎると
壁紙に付着する可能性もあるので、壁から
離れた場所で行う、壁を保護するものを置く
などの対応が必要です。
②ブラシを使うと服に汚れが飛び散る
ブラシでチェーンの汚れを落とすときに
ブラシを動かす向きに気を付けないと、
服や周囲に汚れた液が飛び散ります。
この汚れは、まずとれません。室内で
洗車をするときは汚れてもいい服装で
行いましょう。
おわりに
今回は水を使わない室内で行うロードバイク
の洗車について解説しました。必要な用具を
そろえてしまえば、簡単に愛車をきれいに
することができます。皆様もぜひお試し
下さい。